じゃがいもで煮込むのはどの種類?

こんばんは!

最近、大分寒くなってきましたね。おでんや鍋など温かい食べ物が恋しくなる季節ではないでしょうか?
しかし!おでんなどにじゃがいもを入れる時、煮込んでも崩れないのは、男爵?メークイン?となる事が意外にもあると思います。

そこで今回はそれぞれの料理に適したじゃがいもを紹介していきたいと思います!!

じゃがいもの種類とは

意外にもじゃがいもの種類は多いですが、一般的に知られていて、スーパーにも確実に並んでいるのは男爵とメークインでしょう。
じゃがいもは50種を超えるほどの種類があり、それぞれに適した調理方法がありますが、今回は全ては紹介せずにメインの男爵とメークインについて紹介していきたいと思います。

男爵

まずは男爵からの紹介です。
男爵の歴史は1908年まで遡ります。海外から男爵の種芋を輸入し、北海道での栽培が始まりました。思っていたよりも昔の話ではなかったですね。もっと昔から日本にある野菜だと思っていました。
およそ10年後ぐらいにメークインの栽培も始まったようです。

男爵の特徴と向いている調理法は?

見た目は丸く、ゴツゴツとしています。加熱調理をするとホクホクした食感に仕上がるため、じゃがバターやポテトサラダ、コロッケなど、崩して食べる料理に向いています。

つまり男爵はおでんや煮込み料理などに使うと形などが崩れてしまう、いわゆる煮崩れを起こしてしまいます。
ただし、長く火にかけなければ、おでんなどで使う事も可能でメークインよりもホクホクおいしく頂けます。注意点としては、例えばおでんに男爵を使う場合、1回目はおいしく頂けますが2日目などに再度煮込んでしまうと、崩れてしまうので注意が必要です。

良い男爵の見分け方

あまり大きすぎず、手に持った時に重みのある物を選びましょう。
男爵の場合大きすぎると中の方が空洞になっている事が多いためです。また、芽が出てきている物は避けている方が無難です。

メークイン

先ほど男爵での紹介の通り、日本でのメークイン栽培は男爵より後で始まりました。

メークインの特徴と向いている調理法は?

メークインは男爵のような丸みはなく細長い物が一般的です。男爵と見比べると一目瞭然です。

メークインは加熱しても煮崩れしにくいため、おでんやカレー、シチューなどに利用する事が多いです。基本は煮崩れしないじゃがいもはこちらのメークインという事になります。

良いメークインの見分け方

メークインは男爵と違い大きい物でも大丈夫です。しわの少なく、メークインも芽が出てきている物は避けましょう。
なぜ芽が出てきているのはだめなのか?それはソラニンという有毒物質が含まれているからです!よく聞く症状は腹痛ですが、なかなか強い毒素なので食べないか、芽の部分を大きく取り除く必要があります。

まとめ

 

今回は煮込み料理に適しているじゃがいもについてお届けしました。

意外と忘れてしまいがちですが、基本は男爵とメークインで明確に分かれています。毎日、料理に使うわけではないと思うので覚えにくいとは思いますが、

・男爵は煮崩れしやすいため、ポテトサラダなどに向いている

・メークインは煮崩れしにくいため、おでんやカレーなどに向いている

簡単にまとめるとこんな感じになります。
ただ、上記でも紹介した通り、煮込みすぎなければ男爵を煮込み料理に使う事もできます。個人的には男爵のほうがホクホクしていて美味しいと感じる事が多いのでおでんなどに男爵を使うのはアリ!だと思います。

他にも様々なじゃがいもがあり、それぞれに向いている料理法などがあります。
今回は2種類に絞っての紹介でしたが、じゃがいもは本当に種類が多くあるため、今後は他の種類も紹介していきたいと思います。