紅芯大根は生で美味しく食べられます!

紅芯大根をご存知ですか?
あまり馴染みのない大根かもしれませんが、生で食べても酢漬けにしても、とても美味しいんです!!
今回はそんな紅芯大根を紹介します。

紅芯大根とは

紅芯大根は元々、中国が原産の野菜です。中国では赤がおめでたい時などに使われるので、ぴったりの野菜ですね。

紅芯大根はまん丸で、かぶらのような見た目をしています。皮は普通の大根のように緑がかった白色ですが、切ると中身は名前の通りとても綺麗な紅色をしています。
大根といえば生ではすりおろしや刺身に添えるつま、煮込み料理やおでんなどが一般的ですよね。
特に生で食べるとなると主役にはならない野菜です。

しかし紅芯大根は生でも主役になる野菜なのです!
大根独特の辛みなどは一切なく、むしろほんのりと甘みがあります。

旬はいつ?

紅芯大根の旬は他の大根と同じで冬前後になります。
しかし、最近は旬の時期以外でも見かけるようになりました。

おすすめの調理法

一番は生のままサラダです。

辛みがなく、野菜特有の甘みがあるため野菜が好きな方であれば調味料もなしで食べられます。私も初めて食べた時は調味料は何もつけずに全て食べてしまいました。

少し皮が厚いですが、薄く皮を剥くだけで大丈夫です。白い部分も気にならず食べられます。
おすすめの切り方は丸のまま薄めにスライスです!綺麗な紅色を生かして、しっかり味わうためにも丸のままスライスしてサラダにする事をおすすめします。

さすがに大きすぎて食べづらいという方は千切りなど細めのカットがおすすめです。千切りでも綺麗な色は残るので他の野菜と合わせてもとても彩の良いサラダが出来上がります。

次のおすすめは甘酢漬けです。

何といっても甘酢漬けにする事で紅芯大根の紅色がより鮮やかになります!

甘酢漬けにする場合はスライスして扇状に切るのが良いです。

少し塩もみした後に水気を絞って、酢、塩、砂糖などで漬けていきましょう。
比較的、簡単に出来てお酒のおつまみにもなります。

加熱調理はあまりおすすめしません。
というのも紅芯大根は加熱していしまうと特徴的な紅色ではなくなってしまい、栄養素も多く失ってしまいます。

生でも本当に美味しいので、是非、生で食べてみてください。

紅芯大根に含まれる栄養素は?

紅芯大根には普通の大根と同じ栄養素が含まれています。

特記すべきは消化酵素です。

・プロテアーゼ
・アミラーゼ
・リパーゼ

上記の消化酵素が含まれています。
この3つの消化酵素は他の大根にも含まれていますが、熱を加える事で減少してしまうため生で食べられる紅芯大根がおすすめなのです。

また紅芯大根には普通の大根よりも多い抗酸化力があります。

まとめ

紅芯大根に興味を持っていただけましたか?

生野菜が好きな方にはきっと気に入っていただけると思います。
切らないと紅色が見えず、結構地味な外見をしているので見かけても敬遠しがちになるかもしれませんので是非、『紅芯大根』という名前を覚えておいてください。

皆さんも紅芯大根を味わってみてください!!