皆さん柑橘類の『せとか』をご存知でしょうか?
今は柑橘類にも様々な種類が出てきていますが、その中でもおすすめの『せとか』を紹介していきます。
『せとか』はとてもジューシーで美味しい柑橘類ですが、それだけではなくビタミンCやβクリプトキサンチンを含み美容や健康にも良い果物です。
また、柑橘類はカロリーも非常に低いため「デザートを食べたいけどダイエット中で食べられない」という方にもおすすめです!
『せとか』とは?
せとかは清見オレンジとアンコールを掛け合わせた品種にマーコットを掛け合わせた品種になります。
清見はオレンジ系を掛け合わせた品種で、アンコールはマンダリン系を掛け合わせた品種になります。様々な品種改良によっていいとこ取りの柑橘類となっています。
せとかは『柑橘類の大トロ』と言われるぐらい、トロっとした食感や果汁がたっぷりです!
また、皮も非常に薄くタネも少ないため食べやすいのも特徴です。
価格帯は割と高めで、1個あたり500円から1000円ほどする事が多いです。秀品などではなく優品など少し見た目が悪かったりする物は半額ほどで購入する事ができます。
ただし、なかなかスーパーや百貨店などで優品を見かける事は少ないため町の八百屋などでしか見かける事はないかもしれません。
旬は1月から3月
せとかの旬は1月から3月です。
ハウスものと路地ものがありますがハウスが先に始まり後から路地ものが出てきます。
『せとか』に含まれる栄養価は?
せとかには柑橘類に含まれる栄養素と同じような栄養が含まれています。
大きく分けて紹介していきます。
ビタミンCが豊富!
やはり柑橘類といえば『ビタミンC』!ではないでしょうか?
ビタミンCはコラーゲンを生成する事が出来ます。コラーゲンの合成にはビタミンCが必要で、ビタミンCが加わる事でコラーゲンが生成されます。
コラーゲンは体の至る所で必要になる成分で美肌効果や体の関節にもとても重要な役割があります。
アンチエイジング効果や免疫力も高めるため風邪の予防、ストレスの緩和など様々な効果があります。
βクリプトキサンチン
あまり聞きなれない単語かもしれませんが、βクリプトキサンチンは温州みかんに含まれている事で知られています。
抗酸化作用があり、老化現象を食い止めたりとアンチエイジングに効果があります。
『せとか』の食べ方
食べ方というほどのものではありませんが、せとかは皮が非常に薄いため手でも簡単に皮を剥く事が出来ます。なのでみかんと同じ食べ方が可能です。
他にはオレンジと同じように包丁などで8等分ほどにカットして食べるのもおすすめです!
少しもったいない気もしますが、果汁がたっぷりなのでジュースにするのもすごく美味しいです!
美味しい『せとか』の選び方
色々な見分け方がありますが、一番簡単なのはヘタを見る事です。
ヘタが枯れている物は避けて緑色が残っているものを選びましょう!
あとは全体の形ですが、まん丸ではなく扁平なものを選ぶようにします。
表面の艶なども良く言われますが、正直店頭に並んでいるもの全てが同じ艶だった場合には見分けようがないので、『ヘタ』と『形』の見極めで十分だと思います。
保存方法は?
せとかが流通する季節は気温が低い時期なので常温保存で大丈夫です。
ただし、部屋が暖房などで暖かくなりすぎる場合には廊下や玄関などに置いておきましょう。
また、袋などには入れないようにします。柑橘類全般に言える事ですが風通しを良くする方が持ちは良くなります。
まとめ
品種改良によって柑橘類の中でもトップクラスの味や食感を誇ります。
ただ美味しいだけではなく、ビタミンも豊富で健康維持にも一役買ってくれます!
これから『せとか』が旬の時期に入ってきますので、皆さんも見かけた際は是非食べてみてください!