スイスチャードはホウレン草をカラフルにしたような野菜です!

スイスチャードという野菜を聞いた事がありますか?
中々聞きなれない名前かもしれませんが、簡単に説明するとカラフルなホウレン草です!他には「うまい菜」のカラフル版としても例えられます。

ほとんどホウレン草と同じように食べられてクセも少ないので、かなり食べやすく彩も良い葉物野菜です。
今回はスイスチャードについて紹介していきます。

スイスチャードとは

スイスチャードはかなり古くからある野菜ですが、元々は日本の野菜ではありません。
地中海が原産で紀元前には栽培が始まっており、とても歴史のある野菜です。日本にもかなり古くから栽培が始まっていますが、定着したのは明治頃です。

あまり見かける事が少なく、見た目にもカラフルなため最近生産が始まったようにも見えますが実は歴史のある野菜なんです!

食べ方は?

スイスチャードはほぼホウレン草と同じ食べ方が出来ると思っていただいて問題ありません。

少し違うのは、ホウレン草は生食には向いていませんがスイスチャードは生食が可能です。他にはお浸しや炒め物にも使えます。
また、スイスチャードは熱を入れても特徴的なカラフル感は消えないので彩も良くなりオススメです!

栄養や期待できる効果は?

含まれる代表的な栄養素

・βカロテン
・カリウム
・ミネラル
・ビタミンE
・カルシウム
・マグネシウム

注目すべきはβカロテンです。
βカロテンは抗酸化力があるためアンチエイジングに効果があります。その他にも体内でビタミンAに変換されるため、ビタミンAの効力も摂取する事が出来ます。
ビタミンAは新陳代謝を良くしたり、視力にも効果があります。

鉄分も豊富に含まれているため運動をする方や貧血気味の方にもオススメです。

カリウムは高血圧の予防やむくみの解消などの効果がありますが、腎臓が弱っている方や人工透析を受けている方は摂取のしすぎに注意が必要です。

良いスイスチャードの見分け方

葉物全般に言えますが、葉先が萎れていたり葉が黒く変色している物は古くなっているので避けるようにします。
また、スイスチャードは育つほどえぐみが強く出てくるため、あまり大きく立派な物よりは少し小さめぐらいな方がクセなく食べる事が出来ます。

まとめ

スイスチャードを食べてみたくなりましたか?
スイスチャードはクセが少なく、生食でサラダにも、ホウレン草と同じようにお浸しや炒め物にも使える万能な葉物野菜です。
見た目もカラフルでサラダに入れても彩が良く、熱を入れてもカラフルな色は残るので色々な料理に彩を添える事が出来ます。

栄養もホウレン草と同じく豊富なため健康を気にする方には美味しく、見た目もよくオススメです。

まだまだスーパーで見かける機会も少なく、作っている農家さんも少ないですが地方の道の駅などでもたまに見かける事があります。
調理方法も簡単なので皆さんも見かけた際は是非チャレンジしてみてください!