生姜を食べて健康維持や風邪を予防しましょう!

生姜には冷え性の改善や風邪予防など様々な効果があります。最近ではダイエットや美容にも効果がと高いことからも注目を浴びています。
ただし生姜は摂取をしすぎても問題があります。

今回は生姜を食べる事により期待できる効果と過剰摂取の注意点についてもお話していきます。

生姜のことを少し詳しく

生姜は昔から調味料としてだけではなく、生薬としても重宝されてきました。

世界的に見ると生姜の歴史はかなり古く、人間が狩猟を始めた頃から使用されていたとされています。
現在でも自生している生姜は発見されておらず、かなり昔から生姜は栽培されていたと推測されます。

日本で生姜が広まり始めたのは江戸時代ごろですので、世界的には古い歴史を持っていても日本では比較的、歴史の浅い野菜という事になります。

生姜のイメージとしては薬味の扱いが多いでしょうか。
特に寿司などにはガリがつきものですし、日本では食べた事のない人は少ないはずです。

生姜に期待できる効果は?

生姜の効果として一番よく耳にするのは冷え性の改善ではないでしょうか。
しかし、生姜には冷え性の改善だけではなく様々な効果が期待できます。

冷え性の改善

冷え性の改善に役立つのは『ジンゲロール』という成分です。

あまり耳に馴染みのない栄養素ですが、このジンゲロールは冷え性の改善に役立つだけではありません。
ジンゲロールは生姜のピリッとくる辛み成分なのですが、血の巡りを良くする作用があります。

血の巡りが良くなるという事は体内を熱が効率よく循環する事になります。このため手足までしっかりと血液が循環するため冷え性の改善に繋がります。

冷え性以外の作用としては整腸作用や殺菌作用があります。
初期の風邪やお腹の調子が悪い時などにも効果が期待できます。

お寿司に『ガリ』が添えてあるのも殺菌効果のためで大根の『ツマ』と同じような意味で添えられています。

ただし『ジンゲロール』は生の生姜に含まれる成分で加熱すると別の成分に変わるので期待する効果で使用方法を変える必要があります。

アンチエイジングに効果あり

先ほどのジンゲロールを加熱することにより変化する成分がアンチエイジングに効果を発揮します。

ジンゲロールは加熱する事により『ジンゲロン』という成分に変化します。ジンゲロンは血行をよくする効果があるためダイエットにも効果があります。

また、抗酸化作用もあるためアンチエイジングにも効果があります。

軽い痛み止めにもなる

こちらもジンゲロールを加熱する事により生まれる成分で『ショウガオール』という成分があります。
痛みの原因の動きを抑える効果があるため軽い痛みで痛み止めを飲むほどではないという際にはオススメです。

生姜の摂取しすぎには注意が必要

健康にとても効果がありたくさん摂取したくなりますが、生姜は摂取しすぎる事で起こりうる副作用のような物もあるので注意が必要です。

肌にトラブルのある方

生姜には発汗作用もあるため肌トラブルがある方は注意が必要です。

胃腸の調子が良くない方

生姜には整腸作用もありますが、もともと胃腸が弱い方は食べすぎにより腹痛や下痢を起こす可能性があるため注意が必要です。

他の野菜や食べ物にも言える事ですが、いくら健康に良いからといって過剰摂取はよくありません。
適量をしっかりと見極めて摂取する事により、野菜たちも優れた効果を発揮してくれます。

まとめ

今回は身近な生姜を紹介しました。
「冷え性や風邪に効くぐらい知ってるよ」と言う方が多いとは思いますが、調理方法によっても生姜は様々な効果を発揮してくれます。

今後も生姜の効能をしっかりと理解した上で健康生活に役立ててください!