アスパラガスの季節がやってきましたが、せっかく食べるなら新鮮で良いアスパラガスを食べたいですよね?
見分け方はかなり簡単で誰でも見分けることができます。
野菜は加工品とは違い生きているものですから、並んでいるものがどれでも同じではありません。
少しの見分け方で良い野菜を選ぶことができるので少し知識をつけてからスーパーへ行きましょう!
良いアスパラガスの選び方
さっそく見分け方ですが、見分けポイントはざっくり3つに分けました!
この3つを見るだけで新鮮なアスパラガスが選べます。
とくに1.2番だけでも新鮮なものは選べますのでまずはこの2つを覚えておいてください。
1.穂先が締まってしっかりしている物
アスパラガスは新鮮な間は穂先がしっかりと締まっていますが、時間が経つにつれて穂先が広がりしんなりとしてきます。
選ぶ際は出来るだけ穂先がしっかりした物を選びましょう!
2.ぬめりがないもの
古くなってきたアスパラガスは全体が少し「ぬめっ」としてきます。
とくに穂先と根元に注意してください。
穂先が触っただけで崩れるものや根元が柔らかくなってきているものは古くなっていますので避けるようにしましょう。
3.軸が太い物
品種によっては細いアスパラガスもありますが、基本的には細い物よりも軸がしっかりとして太い物を選びます。
また、古くなってくると色が青々しくなくなり柔らかくなってきます。ホワイトに関しては茶色く変色してくるため見分けは簡単です。
アスパラガスの栄養
・ビタミンB
脂肪の代謝を上げたり、酵素の働きを助ける効果があるためダイエットに最適な栄養素です。
・ビタミンE
ファイトケミカル(抗酸化作用)を含んでいるためアンチエイジングにはかかせない栄養素です
・カルシウム
言わずと知れたカルシウムです。
骨や歯をを作るために必要な栄養素ですが、乳製品だけではなく緑黄色野菜にも含まれています。
・カロテン
グリーンアスパラガスには豊富なカロテンが含まれていますが、ホワイトは日光を浴びて育っていないためカロテンはほとんど含まれていません。
カロテンも最近話題のファイトケミカル(抗酸化作用)を含む栄養素です。
・食物繊維
食物繊維は消化しにくい成分の消化の手助けをするため、便秘の解消や整腸に効果があります。
・鉄分
貧血に効果があります。
特に女性は男性に比べて鉄分が不足しがちになります。
月経のたびに鉄分が失われるため男性よりは1.2倍ほど多く鉄分を摂取する必要があります。
保存方法は?
基本的に長くは保存せずに早めに食べる方が美味しいです。
どうしても保存する場合は水分が重要なため保存する場合には水分を含ませて保存するのがベストです!
水を含ませたキッチンペーパーや新聞紙で包むか、タッパーなどに水をためて保存しましょう。
また、保存する場所は冷蔵庫が基本です!
アスパラガスとは?
アスパラガスの歴史はかなり古く紀元前には南ヨーロッパで食用とされていました。
日本には江戸時代に入ってきていますが、この頃は観賞用としての利用でした。
食用として広まり始めたのは昭和なので食用の文化は比較的浅いです。
グリーンとホワイトの違い
アスパラガスには一般的なグリーンとホワイトが存在します。
実は品種的には同じものですが、ホワイトアスパラガスは日光に当てないように栽培する事で白いアスパラガスにしています。
ホワイトアスパラガスはグリーンに比べて柔らかく青臭さが少ないです。
あまり柔らかくなかったという方はグリーンよりも茹でる時間を少し長めにしてみてください。
価格的にはグリーンに比べてホワイトの方が少し高めの設定です。
アスパラガスの旬の時期
アスパラガスの旬は春から初夏にかけてです。月で言うと3月から7月ごろまでです。
しかし、「スーパーなどでは年中見かけるけど?」という方も多いと思います。
旬の時期を外れてスーパーに並んでいるアスパラガスは全てが外国産になります。外国産のほとんどはメキシコ産ですが、やはり国産のアスパラガスと比べるとかなりの差があります。
外国産はどうしても日本までの輸送時間、日本国内での輸送時間など最短でも1週間以上の時間を要します。
そのためどうしても新鮮味はなくなり、中身はかなり萎れている事がほとんどです。
国産のアスパラガスはしっかりと水分も入っており新鮮味が違います。
国産のアスパラガスは旬の時期が短いですが、相応の価値があります。
まとめ
これからが旬のアスパラガス!
早い所では国産のアスパラガスが出回り始めています。
良いアスパラガスの見分け方は「穂先がしっかりしている」、「ぬめりがない」、この2つだけ見られれば十分です。
鉄分もしっかりと含まれていて栄養満載なアスパラガスです。
国産は今の時期しか食べられませんし、食べるなら綺麗で新鮮なアスパラガスを選べるようにしましょう!