皆さん、春が近づいて店頭にも『ふきのとう』が並び始めましたね!
ふきのとうは昔から馴染みのある春の山菜です。しかし、ふきのとうは栄養もかなり豊富な事をご存知でしたか?
この栄養の中には花粉症にも効果のある成分が含まれています。
ビタミンが大変多く含まれていて、最近話題のファイトケミカルも含まれています!
今回はあまり知られていないであろう『ふきのとう』の栄養や魅力を伝えていきます。
ふきのとうとは?
ふきのとうはかなり昔から日本人には馴染みのある山菜です。
私もふきのとうが出回り始めると春の訪れを感じます。
日本が原産の野菜で縄文時代にはすでに食用として使われていて、平安時代には栽培が始まっていました。
とても歴史のある山菜ですね。
味のほうはというと、少し苦味と良い香り、ホクホク感が特徴です。
ほろ苦さがあるため、なかなか万人うけする野菜ではありません。私も最初に食べた時は美味しいとは感じませんでした(笑)
しかし、山菜自体が割とクセのある物が多く、その独特のクセも含めて春の山菜という感じがします。
ふきと関係性はあるの?
実はふきとふきのとうは同じ山菜です。
ふきのとうはふきの蕾になります。
意外と知られていないかもしれませんね。
向いている調理法
パッと思いつくのは天ぷらと味噌でしょうか。
天ぷらだと、ほろ苦さやホクホク食感の両方が楽しめます。軽く塩をつけても美味しいので個人的にもオススメです。
他にはシンプルに炒め物やパスタに入れても美味しく頂けます。
含まれる栄養素は?
ふきのとうには様々な栄養が含まれています。
あまり気にして食べている方も少ないかもしれませんが、せっかく食べるのなら含まれている栄養も知ってみると健康管理に役立ちます。
・食物繊維
便秘の解消や整腸作用があります。
腸内環境を正常化するため肌荒れ防止や美容効果もあります。
・鉄分
貧血ぎみの方には必要な栄養素です。
・フキノリド
消化の手助けや整腸作用があります。
・フキノール酸
フキノール酸は花粉症に効果があるため、季節的にもうってつけの栄養素です。
・ビタミンB群
美容やアンチエイジングに効果がありますが、それだけではなく神経痛にも効果があります。
・ビタミンE
一番注目すべきは抗酸化作用です。これはファイトケミカルに含まれる要素の1つで老化の防止や生活習慣病の予防にも役立ってくれます。
・カリウム
高血圧の予防に効果があります。
他にも血圧を調整しくれる事で脚のむくみなど美容にも効果があります。
ただし、腎臓の機能が低下している方は摂取のし過ぎに注意してください。
良いふきのとうの見分け方
まず蕾がしっかりと閉じている物を選びましょう。
ふきのとうは花が咲く事で苦味がより強くなります。つまり蕾が開いてきている物は花が咲こうとしているので避ける方が無難です。
また、古くなってくると表面が茶色く変色してきますので、しっかりと綺麗な緑色の物を選ぶようにしましょう!
保存方法
傷んでくるのは早い方なので、買ってからは早めの調理が理想的ですが、保存する場合には冷蔵保存するようにしてください。
冷蔵する際は外気に触れないほうが長持ちはするので、新聞紙で包むかビニールなどに入れて保存します。
まとめ
春を感じる山菜『ふきのとう』はいかがでしたか?
意外と知らない栄養もあったと思います。
しっかりと栄養も理解して健康生活を送りましょう!