タケノコが食べれる季節がやってきました!

タケノコが出始めましたね!皆さんはタケノコに含まれる栄養を知っていますか?
他にもアク抜きが必要などなど、、、

若い方は意外と知らない事も多いかもしれません。

今回は少しでもタケノコのことを知ってもらって、是非タケノコを食べてもらえればと思います!

タケノコとは?

タケノコ食用の歴史は「古事記」にも載っていることからかなり古くから食べられていたことがわかります。
主な旬の時期は3月から4月ですが、品種によってもう少し長く出回ります。

産地も様々で全国各地にありますが、関西の方は「京都山城」が高級で一大産地なイメージではないでしょうか?

向いている調理法

タケノコと言えば、炊き込みごはんが真っ先に浮かびます!私的には、ですが(笑)

一番シンプルなのはタケノコのステーキがタケノコ本来の味もあってオススメです。味付けもシンプルな塩コショウから醤油など、幅広く対応できます。

他にも炒め物など様々な調理法がありますが、タケノコといえばアク抜きなどの下準備が気になりませんか?
意外と知らない方も多いと思うので、詳しく説明していきます。

なぜアク抜きが必要なのか?

タケノコにはアクとえぐみ、苦味などがあるため、アク抜きをせずに食べる事は無理!というわけではありませんが、美味しくないです。

ただし、新鮮なものはアク抜きの必要はありません。
タケノコは土から掘ったばかりのものはアクやえぐみが少なく、アク抜きをせずに食べることが出来ます。

これは農業などに関係のない方にはまず難しい話です。
知り合いがタケノコ農家だったりという場合意外はほぼ難しでしょう。

アク抜きの方法

さて!本題のアク抜きです!
一般的にタケノコのアク抜きで知られているのは「米ぬか」を使用する方法ですが、他にも何通りか代用があるので順番に書いていきます。

米ぬかを使ったアク抜き

一番オススメの方法です!
というのも米ぬかを使ってアク抜きをすると、アクやえぐみを抜くだけではなくタケノコ自体を柔らかくし、うま味成分を引き出してくれます。

このためタケノコのアク抜きには「米ぬか」を使うことが知らず知らずのうちに一般化しています。
米ぬかの量は大きめのタケノコ1本に対して一掴みほどで大丈夫です。

米のとぎ汁を使ったアク抜き

米ぬかでアク抜きといっても米ぬかは身近にはないものだと思います。
そんな時は米のとぎ汁でもアク抜きは可能です。

ただし、とぎ汁が薄いとうまくアク抜き出来ない場合がありますので、薄い場合はお米を一掴みほど入れましょう!

大根おろしを使ったアク抜き

大根おろしとは言っても魚などに添えるものよりも細かく水分に近い物がベストです。
大根の量は3分の1から2分の1ほどが必要です。

大根が高い場合にはあまりオススメできない方法ですね。

アク抜き

まずはタケノコの下準備からです。

・タケノコの先端を斜めに切り落としましょう。
先端はもっともアクが強いため先に切り落としてしまいます。

・3分の1ほど縦に切り込みを入れます。

・深めの鍋に水をはり、タケノコ、米ぬか(とぎ汁、大根おろし)を入れて弱火で1時間ほど茹でます。
茹で時間はタケノコの大きさによっても変化するため竹串などで柔らかさをチェックしながら進めてください。

外側の皮を剥がすのは茹でる前でも茹で終わってからでも大丈夫です。

タケノコの栄養は?

・亜鉛
タケノコは一般的な野菜に含まれる亜鉛よりも多くの亜鉛を含み、美容にも多くの効果を発揮します。

まず抗酸化作用を含むため体の酸化(老化)を防ぎアンチエイジングに役立ちます。
他にも美肌効果や体の免疫力を高める効果が期待できます。

・食物繊維
整腸作用や便秘解消に効果があるため、腸内環境を正常化し美容にも大きな効果を発揮してくれます。

・カリウム
カリウムは血圧を正常に保つ効果があるため高血圧の方や予防のためにも摂取したい栄養素です。

良いタケノコの見分け方

先端が黄色いものを選びましょう。
緑色などは成長しすぎてえぐみが強くなっています。

また切り口が見えるタケノコは切り口が白いものを選ぶようにします。
あとは重みを感じるものを選んでください。大きさにたいして軽いものは収穫から時間が経ち水分が抜けていっています。

保存方法は?

基本は冷蔵保存です。
また、外気には触れないほうが良いため冷蔵する際も新聞紙などで包んだ方が良いです。

ただし、タケノコは収穫から時間が経つとえぐみも増してくるため、出来れば先にアク抜きだけでも済ませてから保存することをオススメします!

まとめ

いかがでしたか?
タケノコの下処理など、時間は結構かかってしまいますが、方法は簡単です。

色々な調理方法で食べられますし、なによりこの時期だけの旬を感じられる野菜です。

皆さんも春を感じながら美味しいタケノコを食べましょう!