皆さんは『おかひじき』という野菜を見たり、聞いたことはありますか?
私自信、八百屋で働いてから初めておかひじきを目にしました。おかひじきは栄養が豊富で美容効果も高く、女性にオススメしたい野菜ですが、カルシウムなど骨を生成するのに不可欠な栄養素も多く含まれているため万人にオススメできる野菜です。
野菜としては結構変わった部類に入るので敬遠しがちかもしれませんが、味も良いので是非、挑戦してみてください!
では、おかひじきについて少し詳しくなってみてください。
おかひじきの栄養素
おかひじきは美味しいだけではなく栄養も満点です!
β-カロテン
抗酸化作用を含む栄養素でアンチエイジングに効果があります。
人は酸素を取り入れて行動していますが、取り入れた酸素の一部は活性酸素として細胞を壊してシワなどの老化現象や生活習慣病を引き起こすことがあります。
この活性酸素を抑えてくれるのが抗酸化作用を含む栄養素です。
つまり、体内の活性酸素による老化現象や生活習慣病を予防することができます。
アンチエイジングを心がけている方は積極的に摂取したい栄養素です!
カリウム
カリウムはミネラルの一種で人には必要な栄養素です。
正常な血圧を維持するのにカリウムは重要な役割をもっています。
様々な食品に含まれているためカリウムが不足することはあまりありません。
カルシウム
人の骨や歯を形成するのには必要不可欠な栄養素です。
特に成長期の子供には積極的に摂取してもらいたい栄養素ですね。
マグネシウム
マグネシウムは現代の日本人が不足しがちな栄養素です。
マグネシウムもミネラルの一種なのでカリウムとも似たような働きをしています。
高血圧を予防したり、神経にも重要な役割をもっています。
おかひじきとは?
おかひじきは結構昔からある野菜で食用として流通していました。
今は一般的な野菜でも、元を辿ると海外が原産の野菜が多いですが、おかひじきは日本が原産の野菜です。
海外が原産の野菜ばかり見ていると日本原産の野菜を見た時に少し嬉しくなります(笑)
おかひじきの名前は海藻のひじきからきています。陸上のひじきですね。これは見た目だけです。
おかひじきには農薬があまり使用されていません。
おかひじきは元々虫がつきにくくあまり農薬の使用頻度が高くないことから農薬が気になる方にもオススメの野菜です。
基本的に野菜には農薬の使用回数が種類ごとに定められており、農家は農薬散布の際に使用回数や収穫前の最終使用時期を守っています。
私が勤めていた農家も野菜ごとに農薬の使用回数や使用時期を定めていました。
おかひじきは他の野菜に比べて農薬の使用回数も少なく設定されているため、市場に出回っているおかひじきは基本的に減農薬だと考えてもらって問題ありません。
旬の時期は?
おかひじきの有名な生産地は山形県で原産地も山形県になります。
旬の時期はちょうど今ごろ4月5月になります。
ハウス栽培もされていますが一般的に出回るのは旬の時期のみになることが多いですね。
どんな調理がオススメ?
一番はシンプルにサッと茹でてポン酢です!
かなりシンプルですが、最も簡単でおかひじきを味わうのに適しています。
アクが強いので生食はおすすめできません。
サラダで食べる場合にも下茹でをしてから使いましょう。
茹でた後に氷水で冷やすとシャキシャキ感が残るのでサラダにする場合にはこちらがオススメです!
良いおかひじきの見分け方
おかひじきは痛むのが早いため選ぶ際の注意点を説明していきます。
・パックの裏を見ましょう
おかひじきは基本的にパックに入って売られています。
パックを手に取って裏側をチェックしてください。
実は表面が綺麗でも裏面のおかひじきは黒く痛んでいたりする場合が多くあります。
・黒くなっているものに注意
おかひじきは痛んでくると黒く変色して汁気が出てきます。
こうなると使える部分はかなり少なくなってしまうので注意が必要です。
保存する場合は?
おかひじきは暑さに弱いため冷蔵保存しましょう。
買ってから2〜3日ぐらいであれば冷蔵保存で問題ありませんが、日数が経ってくるとすぐに使えない部分が増えてきますので、早めに使い切るようにしましょう。
まとめ
おかひじきに興味を持っていただけましたか?
他の野菜にはない独特の食感や栄養も満点!また、ハマる人はとことんハマります!
高い野菜ではないので食べたことのない方は一度試してみてください!